2014.07.09 Wednesday
動く壁
こじまみつはる です。
埼玉県鴻巣市の家 House T 「キリのキョリのイエ」です。
この家の壁は、数枚の白いパンチングメタルでつくりました。
これらのパンチングメタルで、人が「留まる空間」や「移動する空間」をレイヤー状に挟み込み、多層の奥行きをつくりました。
建築は一度つくってしまうと動かなくなりますが、この壁は、人の動きや視線、光に合わせて模様を変化させながら動きます。
敷地環境や建主さんの要望のいくつかある矛盾を解決することで、新たな価値観や生活スタイルが生まれるときがあります。
そんな瞬間に立ち会えることがこの仕事の楽しさでもあります♪
敷地環境や建主さんの要望のいくつかある矛盾を解決することで、新たな価値観や生活スタイルが生まれるときがあります。
そんな瞬間に立ち会えることがこの仕事の楽しさでもあります♪
2014.05.19 Monday
スケール
こじまみつはる です。
埼玉県鴻巣市の家 House T です。
この家のガラスは、幅 8 . 2 m × 高さ 1 . 8 m の大きな一枚ガラス。
窓のサイズは、実用性やデザイン性で決めてしまいがちですが、もう少し深いところで決められれば良いなっと思っています。
それは、大きさによって人の感じ方が変わるからです。
例えば、おしゃれな段ボール箱があったとすると。
片手で持てるくらいの大きさであれば、宝箱にしたくなるかもしれない。
もう少し大きければ、一人暮らし用のコーヒーテーブルにしたくなるかもしれない。
そして、もう少し大きければ、子供たちは段ボールハウスにしたがるかもしれない。
そんなふうに、窓も人の気持ちに寄り添えれば と考えています。
2014.03.03 Monday
キョリ
こじまみつはる です。
埼玉県鴻巣市の家 House T です。
霧は、神秘的な現象の1つ。
キラキラと輝き、美しく、刻々と変化していく。
キラキラと輝き、美しく、刻々と変化していく。
モノは、だんだんと水の粒子と解け合っていく。
そんな解け合っていく、人と人との距離感をつくりたいと考えました。
そこには、図面や模型や写真では説明できない空間体験が生まれました。
2014.02.06 Thursday
白いタイル
こじまみつはる です。
埼玉県鴻巣市の家 House T「キリのキョリのイエ」です。
この家の床は、白いタイルにしました。
白いタイルは、空間を明るくし、爽やかなイメージをつくります。
でも、冬は寒いイメージがしますよね。
実際もタイルは熱伝導性が良いので素肌で触るとヒヤッとします。
熱は高い方から低い方に伝わるため、体温が奪われるからです。
逆に、夏は涼しさを感じるので、それを利用しています。
この家では、1階の床全てに、深夜電力を利用した床暖房を設置しました。
完成後、訪れてみると、白いタイルの「寒いイメージ」は消えていました♪
この家の床は、白いタイルにしました。
白いタイルは、空間を明るくし、爽やかなイメージをつくります。
でも、冬は寒いイメージがしますよね。
実際もタイルは熱伝導性が良いので素肌で触るとヒヤッとします。
熱は高い方から低い方に伝わるため、体温が奪われるからです。
逆に、夏は涼しさを感じるので、それを利用しています。
この家では、1階の床全てに、深夜電力を利用した床暖房を設置しました。
完成後、訪れてみると、白いタイルの「寒いイメージ」は消えていました♪
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